インド5Gオークションは2022年の第一四半期までずれ込むか

[ニュースの要点]
・インドの5Gオークションは、2022年の第1四半期に延期される可能性が高いと現地メディアは伝えている。理由は、電気通信省は現在起こっているパンデミックの中で、既存のネットワークの安定性を確保することに頭を悩ませており、スペクトルの利用可能性と価格に関する重要な決定が待たれているからである。
・関係者によると、通信会社等によるインドでの5Gの試験は始まったばかりで、少なくとも試験は半年は続く予定であることを考えると、早期にオークションを行う緊急の必要性はないという。
・現状の予測では、インドの5Gネットワークはかなり高額になると予想されている。これはミリ波の問題が大きく、現在予測されている価格帯では、入札者が見つからないのではと一部通信関係者は話す。
・インドでは、まだまだ5Gエコシステムができておらず、4Gへの移行が先と言われている。現に、約3億人のインド人がいまだにフィーチャーフォンを使用しており、その多くが2Gから4Gへの移行を進めている状況だ。

[管理人コメント]
インドの通信業界はここ5年で大きな変化が起きている。例えば、Reliance Jioによる価格破壊が起こったことで、多くの人が4Gへアクセスできるようになった。加えて、安価なスマホの登場で、フィーチャーフォンからスマホに乗り換える人も増えている。

一方で、4G→5Gへの移行は、記事にもあるように高額になることが予想できることを含め、通信業者自身も4Gの低価格化により、利益を十分に出せていないとも言われている。インドに5Gを導入するにはまだまだ時間がかかるが、通信業者や省庁の動きは追っていきたい。

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[記事参考元] The Economic Times
https://telecom.economictimes.indiatimes.com/news/5g-auctions-likely-to-be-pushed-to-q1-of-2022/82423392

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