首都デリー、8月にはQRコードベースのヘルスケアカード発行か!?

[ニュースの要点]
・デリー政府は、2021年8月までにすべての市民に対してQRコードを伴ったヘルスケアカードを発行し、基本的な臨床情報と紐づけた上で公共の医療機関に簡単にアクセスできるようにすることを目指していると現地メディアによって報じられた。
・同カードは、インド政府によって検討されているクラウドベースの健康情報管理システム(Health Information Management System=HIM)にリンクされ、公共施設の場所や政府病院のベッドの空き状況、医師の資格情報や専門分野、薬局で購入できる医薬品情報などにアクセスできるようになるという。
・同ヘルスケアカードは、市内のどこからでも個人に合わせた医療サービスを提供するために治療を行う医師にとっては重要な臨床情報に簡単にアクセスすることができる。
・一方で、全市民のデータプライバシーを確保するために「最大限の注意」を払わなければならない。
・デリー政府は、モバイル・アプリケーションと24時間365日体制の中央集権型ヘルプラインの番号設置を計画しており、医療の充実化を進めている。

[管理人コメント]
モディ首相が推し進めているデジタル・インディアの波に乗り、これまで決済分野などを代表例に多くの分野でデジタル技術が導入され、人々の暮らしが便利になっていることは間違いない。

今回は、デリー政府による取り組みとのことだが、国民ヘルスIDは中央政府も検討している事項であり、国民に対する医療提供を充実させるための政策で、賛成派がいる一方で、反対派もいる。反対派の多くはプライバシー保護の観点から批判をしていることが多く、サイバーセキュリティの充実やアダールとの関連性など、クリアにするべきポイントは多い。

医療のデジタル化は必ず進む、それは間違いないと言えるが、国民の理解、そしてプライバシー保護をきちんとできるような土台作りがまずは求められていくのではないか。

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[記事参考元] The Economic Times
https://economictimes.indiatimes.com/industry/healthcare/biotech/healthcare/qr-code-based-healthcare-cards-for-everyone-in-delhi-may-be-reality-by-august-this-year/articleshow/80379431.cms

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