インドIT大手Wipro、第三四半期の利益が21%増加

[ニュースの要点]
・インドの大手IT企業Wiproは、第三四半期の決算を発表し、前年同期比20.9%増の296億8000万ルピーの利益を記録した。
・Wiproは、2021年1月から新しい組織体制に移行し、3月期のITサービスの収益は2020年10-12月期と比較して1.5-3.5%成長すると予想しているなど、今後の業績に関しても強気の見通しを示している。
・Wiproの大きな取引市場は米国であるが、現在新しい組織体制の下では欧州、アジア太平洋、中東市場への注力を再強化しているという。
・一方で、同社の従業員数は11%減少したというが、それでも2,900人以上の新入社員を含む14,000人の従業員を雇用している。
・クラウド事業やサイバーセキュリティ事業の業績も好調で、この背景にあるのは米国や欧州を含む市場全体でデジタルソリューションが広く採用されていることにあると報じられている。

[管理人コメント]
新型コロナウィルスの感染拡大により、デジタルソリューションの導入が各業界で増え、それによりデジタルソリューション開発の需要が増加した。Wiproだけでなく、Infosysも含めてインドのIT企業の多くはソフトウェアのアウトソーシング開発で業績を伸ばした企業が多く、未だに多くの開発依頼を欧米をはじめとした先進国から受けている。

一度進んだデジタル化が元に戻ることはなく、人間の対面での動きが戻ってきても、便利なデジタルソリューションは活用が続くと思われる。インドのソフトウェア産業にはまだまだ成長の余地があると考えられるものの、ITエンジニア従事者は国内ではまだまだ少数の部類になるため、より多くのエンジニアを育成する教育体制の充実が求められる。

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[記事参考元] Business Standard
https://www.business-standard.com/article/companies/wipro-q3-net-profit-rises-21-profitability-at-22-quarter-high-121011301292_1.html

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