インド民間大手 ICICI銀行、相互運用可能なモバイルバンクアプリを提供開始

[ニュースの要点]
・インド第2位の民間銀行「ICICI銀行」は12月7日(月)に、相互運用性があり、他の銀行の顧客でも支払いや他銀行サービス利用を可能にするモバイル決済アプリの展開を開始した。
・同銀行の最新モバイルバンクアプリ「iMobile Pay」は、他の銀行の顧客が銀行口座をアプリにリンクし、UPI IDを生成可能。他者への送金作業や、通常の支払いが可能になる。
・通常の場合、UPIを利用する時にはUPI IDを記憶しておく必要があるが、同アプリは、ユーザーがUPI IDを覚えておく必要がないように、相互運用性を提供していると述べている。
・ICICI銀行は、「我が行は、2008年に国内初のモバイルバンキングアプリ「iMobile」を発表するなど、常に先駆的なイノベーションを導入する最前線に立ってきました。この新しいアプリでは、ICICI以外の銀行の顧客が彼らの持つすべての銀行口座をこのアプリにリンクすることができます」と述べている。

[管理人コメント]
UPIに関連する決済アプリは多数存在しており、市場は激戦を繰り広げている。各銀行も自社でウォレットアプリを開発する等、キャッシュレスを進める施策を行っているが、ICICI銀行のように、他銀行のユーザーを巻き込むために他銀行ユーザーのままで自社アプリを使用できるようなアプリを導入した事例は珍しい。

金融機関以外では、GoogleやWhatsApp、PhonePe(Walmart傘下)などの競合プレイヤーが存在しているが、ICICI銀行が今回発表したアプリがどこまでユーザーを獲得できるのか期待したい。

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[記事参考元] The Economic Times
https://economictimes.indiatimes.com/industry/banking/finance/banking/icici-bank-launches-interoperable-banking-app/articleshow/79606854.cms

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