インド、EV普及に向けてソフトウェアスキルを活かす

[ニュースの要点]
・今月実施されたBengaluru Tech Summit – 2020のE-mobilityの将来というテーマについてのパネルディスカッションで専門家たちは「インドは、EV(電気自動車)の普及を実現するために、インドが持つソフトウェア技術の強みを活用することができるだろう。インドの現状に適応するため、現地の技術を利用したソリューションを開発し、ソフトウェア駆動の自動車を製造することは、製造業におけるAtma Nirbhar(自立)という政府のビジョンに合致する」と、述べた。
・Robert Bosch(インド)のMDであるDattatri Salagame氏は、「バンガロールでは、都市独自の市場条件、気温、道路、埃など様々な理由から、電気自動車の分野で多くのハイパーローカルソリューションが必要とされている。インド独自のアイデアを思いつくためには、現地のソフトウェアアーキテクトが必要になる。インドはソフトウェア大国なので、我々はローカライズされたソリューションを開発するのに有利な立場にある」と、自国のソフトウェア技術が電気自動車普及にとって大きな力になると期待を寄せている。
・また、イベントでは、電機自動三輪や電気自動二輪といったような小回りが利き狭い道でも走れるような車がまずは市場をリードし、その次に公共交通関連の車両が電気自動車に変わっていく(一般家庭向けの乗用車は他の自動車と比べてEV化が最後になる)と予測するようなコメントも出た。

[管理人コメント]
インドは、政府が全面的に電気自動車化を推進しており、既に多くのプレイヤーが電気自動車市場で商品を出している。もちろん、未だ売上および利益を出せるのはガソリン車なので、多くの自動車メーカーはガソリン車の製造に注力しているのが現状ではあるが、少しずつ数は増えてきている。

インド市場は他国と比べても非常にユニークで、しかも都市によってその性質が異なってくる。ソフトウェアの力をフル活用し、インド独自の市場に合うような商品設計やサービスを展開できればいいが、課題はTech-Drivenに寄らせることではなく、どうしたら各都市でドライバーたちが電気自動車を使いたくなるのか、いかにベネフィットを見せるかではないかと思う。

インドのソフトウェア技術が優れていることは間違いないが、優秀なエンジニアが良い商品設計ができるかというのは別の話であり、そこは各セグメントのエキスパートが協力するべきところである。

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[記事参考元] The Economic Times
https://economictimes.indiatimes.com/industry/auto/auto-news/india-could-tap-into-software-skills-to-realise-its-ev-ambitions-say-industry-experts-at-bts/articleshow/79322586.cms

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