インド国内の製薬会社、Joe Biden氏が「Made in US」の医薬品を推進しないことを期待

[ニュースの要点]
・インドのジェネリック医薬品は、その輸出収入の60%を米国に依存している。
・インドの大手ジェネリック医薬品メーカー各社は、ジョー・バイデン氏の下で米国という世界最大の医薬品市場での成長機会が改善されることを期待している。
・インドの医薬品業界関係者は、ジョー・バイデン氏がジェネリック医薬品業界に関してどのようなスタンスを取るかを注視しており、トランプ大統領が推進してきた「Made in US」を追求しないことを期待している。
・「オバマケア(米国市民全員に手頃な価格の医療保険を提供することを目的としたアフォーダブルケア法)が再び注力され、それはインドの製薬業界の成長機会をさらに向上させるだろう。」とインド製薬輸出促進協議会会長Dinesh Dua氏は語る。
・アメリカ人のために薬を安くするというトランプ大統領の姿勢がジェネリック業界を支えてきた一方で、現地で薬を作るための行政命令を可決することに関する彼のレトリックは、インドのジェネリック業界を流動的な状態に陥れていた。
・トランプ大統領は8月、医薬品や医療対策、重要品目の調達に携わる連邦政府機関に対し、「外国メーカーへの依存度を下げるために、国内メーカーからの購入を優先する」よう指示する行政命令を出していた。

[管理人コメント]
インドはジェネリック医薬品製造の世界的リーダーである。世界で流通するジェネリック医薬品の20%がインドで生産されているとも言われており、国内のジェネリック医薬品だけでも大きな市場となっている。特に、アメリカで使われているジェネリック医薬品の40%はインドで生産されたもので、アメリカへのジェネリック医薬品の輸出はインドの製薬業界を大きく支えている。

今回のアメリカ大統領選挙で、インド国内の製薬会社各社はアメリカの動向、特にジェネリック医薬品の輸出に関する動向に注目しており、更なる輸出拡大の可能性を期待している。

ちなみに、インド国内の富豪の割合を見てみると、圧倒的に製薬業界関係者が多い。Relianceなどの財閥オーナーがよくインドの富豪として紹介されるが、あまり表では紹介されなくても、その製薬業界の富豪の多さのデータを見ると、それだけインドの製薬会社が世界に与えている価値提供の大きさが分かる。

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[記事参考元] The Economic Times
https://economictimes.indiatimes.com/industry/healthcare/biotech/pharmaceuticals/indias-pharmaceutical-companies-hope-biden-will-not-push-for-made-in-america-drugs/articleshow/79120922.cms

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