WhatsApp、インドで本日(11月6日)よりUPI決済サービスを開始

[ニュースの要点]
・WhatsAppは2020年11月6日(金)に、インドでの決済サービスを開始したと発表した。
・WhatsAppは同週水曜日にNPCI=インド決済公社の承認を得て、ついに発表まで至った。
・インドで4億人以上のユーザーを持つメッセンジャーアプリのWhatsAppは、規制当局の承認を待って、2年以上前から限られたユーザーでのピアツーピア(P2P)決済サービスを運営していた。
・Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、「インドの10の地域言語版で利用可能」と述べている。
・WhatsAppは、当決済サービスのためにICICI銀行、HDFC銀行、Axis銀行、インドのState Bank of India、Jio Payments銀行の5つのインドの銀行と提携したと述べた。
・WhatsAppは最初の目標として、最大2,000万人のユーザーを対象にサービスの拡大を開始する予定とのこと。
・WhatsAppは、公式ブログにて「金融包摂の拡大に貢献しているデジタル決済の使いやすさと利用の拡大を目指すインドのキャンペーンに参加できることが楽しみです」と述べている。
・NPCIによると、UPIは2020年10月(1ヵ月だけ)で20億7000万件以上の取引を処理し、前月の18億件以上から増加している。

[管理人コメント]
UPIとは、インド準備銀行(インドの中央銀行)主導のもとに設立された国内決済ネットワーク会社のNPCI(インド決済公社)が展開している国内統一決済基盤である。UPIの仕組みをざっくり説明すると、決済アプリと自分の銀行口座を結び付け、何か支払いをしたい時に、支払いたい相手(またはマーチャント)の銀行口座に、リアルタイムでの送金を可能にする。(シームレスな銀行間支払い)

実際に利用しないとこの便利さはなかなか伝わりにくいのが残念だが、非常に便利であり、これがあればスマホ一台で決済が可能になる。また、従来のデジタルウォレットはいちいちお金をウォレット内にチャージする必要があったが、UPIが出てきたことでチャージの必要はなくなり、UPI対応のアプリ上で決済をすれば銀行から直接お金が相手側に振り込まれるようになった。

現在は、Google PayやPhonePeなどの決済アプリがUPIに対応している。PaytmはUPIでは遅れを取ったが、既にUPI対応済み。インドのUPI決済市場はかなり激戦区だが、ここに既に商品売買プラットフォームとしても機能しているWhatsAppが入ってくることで、どうプレイヤーの動きが変わるのか注目したい。

※インドの情報や当サイト(管理人宛)のインド関連での各種お問い合わせは、こちらからどうぞ!

[記事参考元] LiveMint
https://www.livemint.com/news/india/whatsapp-starts-payments-service-in-india-from-today-11604635615143.html

関連記事

ページ上部へ戻る