米VC、インドのバイオエタノール市場への投資を検討

[ニュースの要点]
・米VCのTrue North Venture Partnersは、インドで低コストのエタノールを生産するために、今後数億ドルを投資する予定で、そのための現地パートナーを探していると述べた。
・インド政府は、石油輸入への依存を減らし、二酸化炭素排出量を削減するために、2022年までにガソリンへのバイオエタノールの配合を10%とし、2030年までに20%に引き上げることを目標としている。
・伝統的に、インドのエタノール生産は、多額の政治的支援に支えられた広範な砂糖工場で行われてきた。しかし、彼らの生産だけではインドの石油会社からの需要に追いつくことができない。
・長期的には、インドのエタノールに対するニーズを満たし、同国をエタノールの輸出ハブにしたいと考えている。

[管理人コメント]
インドでは、バイオエタノール導入政策の推進による国内燃料用需要の増加等を背景として、エタノール輸入量が輸出量を上回っており、更なる拡大が予想されている。

インドは世界でも上位を占めるほどのエネルギー消費大国であり、そのエネルギー消費に伴う環境汚染も大きな社会問題になっている。今までのエネルギーの王様はもちろん石油であり、原油の約70%を輸入に依存している。(石油精製は国内の大事業であるのだが)
現在インド政府は、バイオ燃料政策にも力を入れており、特に サトウキビなどを原料にした砂糖の生産過程で生じる糖(蜜)を原料とするエタノールに注目している。

自国でバイオエタノールが十分生産できるようになり、エネルギー需要を賄うことができれば、貿易収支の改善にもつながる。どんなプレイヤーにどんな支援(投資家等)がつくのか、政府との関わりなど、注目するべき分野である。

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[記事参考元] The Economic Times
https://economictimes.indiatimes.com/industry/energy/oil-gas/us-based-true-north-venture-partners-eyes-bio-ethanol-investment/articleshow/78741767.cms

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