極東開発工業、インド特装車メーカーSATRAC社の全株式を取得

[ニュースの要点]
・日本の兵庫県に本社を置き、特装車事業などを展開する極東開発工業株式会社が、インド南部バンガロールに拠点を置くインド特装車メーカーSATRAC社の全株式を取得し、完全子会社化したと発表された。
・SATRAC社は、タンクローリーやダンプトラック等の特装車メーカーであり、インド国内大手のトラックメーカーや物流業界のリーディングサプライヤーとしての信頼を得ている。
・SATRAC社を買収することにより、インド南部の生産拠点の確保、ならびに顧客の確保を実現できる。これにより、極東開発工業のインド事業基盤を強化することに加え、将来的な大規模インフラプロジェクトや物流車両需要の高まり等に備えることが可能になる。
・加えて、今後は人口増加や経済成長に伴うごみ発生量の増加、政府が推進する「クリーンインド」「スマートシティ」の政策により、都市部を中心にごみ収集車などの環境車両の需要が拡大すると予想されています。
・極東開発工業代表取締役社長の布原達也氏は、「インドの特装車市場は、金融機関の融資引き締めや新型コロナウィルスの影響などにより、一時的に低迷しているが、中長期的には大型インフラプロジェクトの推進や物流・鉄鋼・セメント産業の成長により、建設・物流車両の需要が拡大すると予想できる」とインド市場への期待を述べている。

[管理人コメント]
インドの「車」関連の市場というと、国内トップシェアを持つマルチスズキをはじめとする日本の自動車メーカー(トヨタやホンダ等)が広く報道されているが、極東開発工業のような特装車メーカーも、インドとの連携強化を進めている事例も多くある。

インドは日本から見ると汚いイメージやカレーのイメージ、そういった表面的且つメディア的印象が強いものがフォーカスされてしまっているが、実際インドで生活をすると、もっと目を向けるべき課題が多いことが分かる。例えば政府が進めるクリーンインディア政策だが、いくら政府が声を上げても人口増加は止まる気配はなく、人口が増えれば当然ゴミも増える。ゴミが増えれば生活環境が悪くなることは避けられず、新たな問題(病気かもしれないし、生態系の問題かもしれない)が出てくる。

そういったことを予想するには、まずインドと関わって、実際に見てみる必要があり、そういった事実をきちんと見ることで、日本とインドをどう組み合わせるか、活用できるかが考えられるのではないかと思う。

※インドの情報や当サイト(管理人宛)のインド関連での各種お問い合わせは、こちらからどうぞ!

[記事参考元] The Economic Times
https://economictimes.indiatimes.com/industry/indl-goods/svs/construction/japans-kyokuto-kaihatsu-kogyo-acquires-bengaluru-based-satrac-engineering/articleshow/78397264.cms

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