インド、大手石油会社が燃料事業以外での多角化を目指しプラスチック事業へ

[ニュースの要点]
・インド最大の石油精製業者であるIndian Oilは、「今後の製油所の拡大において、そのすべてに石油化学プラントを追加し、既存施設での生産量を増加させることを計画している」と会長のShrikant Madhav Vaidya氏が述べた。
・世界中の消費者や政府がプラスチックの使用を減らすよう圧力をかけている一方で、アジア各国の加工業者は、今後数年で輸送用燃料の需要が緩和されると見て、石油化学工場を建設(または建設計画)している。
・Indian Oilは今週、グジャラート州の製油所で24億ドルの拡張工事を行い、包装や繊維製品を作ることができるポリプロピレンユニットを新設することを決定した。
・国内の石油燃料市場の40%を支配するIndian Oilは、天然ガスや再生可能エネルギーへの進出も計画している。Shrikant Madhav Vaidya氏は、「化石燃料に限らず、エネルギー企業になりたい」と意欲を示している。

[管理人コメント]
環境問題を背景に、プラスチックの使用を抑えるように各国で動くが広まっており、インドでもそういった動きが広まっていたのは事実である。

しかしながら、新型コロナウィルスの影響で、使い捨てのプラスチックの需要が上がり、Indian Oilのようにプラスチック事業への拡大を検討するような会社が出てきたのである。

インドのモディ首相は、2019年に「数年で使い捨てプラスチックを廃止する」を大きく宣言したが、まだまだプラスチック製品は多く、新型コロナウィルスの影響でしばらくは需要も見込める。ファストフード店などのドリンクの蓋が紙になるなど、一部では進んでいるが、プラスチックの完全廃止はまだまだ遠い目標と見ている。

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[記事参考元] The Economic Times
https://economictimes.indiatimes.com/industry/energy/oil-gas/indian-oil-is-betting-on-plastics-as-it-looks-to-diversity-from-a-challenging-fuel-business/articleshow/78290693.cms

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