インド経済、今後15年間で10兆ドル規模へ成長か(ユニリーバインド会長がコメント)

[ニュースの要点]
・大手FMCG会社ユニリーバのインド法人であるHindustan Unilever Limitedの会長兼マネージングディレクターのSanjiv Mehta氏が、「インドは約10%の高いGDP成長率で、今後12〜15年で10兆ドルの経済国になる可能性を秘めている」と発言した。
・インドが国としての成長を遂げるため、その推進力になるのは製造業、農業、製薬で、特にそれら業界のデジタル部門がキーポイントになるとも発言している。
・インドは、過去30年間で年間平均6-6.5%のGDP成長率での経済成長を続けてきた。増加する人口に対して雇用を生み出すため、例えば毎年1000万人の雇用を実現するには、毎年8-10%の成長が必要である。
・成長の好循環を創ることが重要で、需要が増えるところに投資が実施され、生活が創出され、好循環を続けることが重要であるとも述べている。
・経済成長のためには、金利を下げることや政府による財政赤字への対処、透明性の向上、新型コロナウィルスで影響を受けた業界や会社の回復、人口の半分以上を住める農村部での雇用など、様々な要素が必要になるが、依然大きなポテンシャルがあると同氏は考えている。

[管理人コメント]
インドの経済成長を考える上では、農村部を考える必要がある。というのも、インド国民の半分以上が農村部に住んでおり、農業従事者であるというのがその背景である。

2020年は、モンスーンの影響で作物の収穫が好調と報じられており、それによる農村部でのお金の巡りは好調になり、農村部における消費も成長すると見られている。現に、農村部でのFMCGプロダクトの売上は都市部に比べて良いそう。

都市部の経済成長を後押しすることも重要だが、都市部の労働力は農村部からの出稼ぎ労働者に頼っていた背景もあり、いかに農村部(および農村出身者)への雇用やサポートを増やせるかが重要ではないかと思う。

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[記事参考元] The Economic Times
https://economictimes.indiatimes.com/industry/cons-products/fmcg/indian-economy-can-touch-usd-10-trillion-in-next-15-yrs-hul-cmd-sanjiv-mehta/articleshow/78239616.cms

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