インドのデジタル決済市場、2025年までに3倍の7092兆ルピー(約95兆USD)まで成長か

[ニュースの要点]
・様々なデジタル決済企業やタイガーグローバルを含むベンチャーキャピタルにサービスを提供しているRedSeer Consulting社によると、インドのデジタル決済市場は、2025年に現在の2162兆ルピーから、約3倍の7092兆ルピー(約95兆USD)の市場規模になると予測を同社のレポートを通じて発表した。
・レポートによると、現在1億6000万人と言われているモバイル決済ユーザーの数は2025年までに5倍の8億人に到達すると予測されており、大きな成長が期待できる。
・特に、デジタルウォレットの普及率は高くなり、低所得者層による小口取引がさらに増加することで、市場規模が底上げされると述べられている。
・今後、オフライン店舗によるデジタル決済加盟が増えれば、デジタル決済はより浸透し、市場の拡大につながる。
・ここ数か月、新型コロナウィルスの影響もあり、食料品店でのデジタル決済シェアは安全性への懸念から75%に増加した。
・デジタル決済の拡大に伴い、ペイメントゲートウェイアグリゲータの市場も無論大きくなる。今後5年間で同市場も2.4倍の成長が見込まれている、2025年には22.6兆ルピーの市場になると予測されている。

[管理人コメント]
新型コロナウィルスによって、キャッシュレスが更に加速したというのは、インドで生活していると肌で感じることができる。基本的に、今まで小規模商店やオートリキシャー(自動三輪車)やタクシーなどの決済では、現金が好まれた。もちろんその背景にあるのはカード決済などの手数料や、即金の需要というものがあったのだが、新型コロナウィルスに影響で、現金を使用するのが避けられている印象を少なからず受ける。
※しかしながら、現金決済がゼロになることはなく、未だに現金決済をお願いされることはもちろんある。

UPIという銀行間即時決済システムのおかげで、デジタルウォレットの利便性は格段に向上し、現金の代わりに手数料のかからない銀行間決済を現金のようにやり取りするケースも増えている。

今後インドでのデジタル決済が更に拡大することは間違いない。すでに決済システムやサービスを提供する会社は多く、各社しのぎを削っている。各社、プラットフォーム化を進めているが、各社良い面も悪い面もある。どのプレイヤーがこのインドデジタル決済の戦場で次の功を上げるのか。注目していきたい。

※インドの情報や当サイト(管理人宛)のインド関連での各種お問い合わせは、こちらからどうぞ!

[記事参考元] The Economic Times
https://economictimes.indiatimes.com/news/economy/indicators/digital-payments-market-in-india-likely-to-grow-3-folds-to-rs-7092-trillion-by-2025-report/articleshow/77705507.cms

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