インド、各州酒税の引き上げにより酒類売上が最大59%減少

[ニュースの要点]
・新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐべく、インドでは全土で都市封鎖(ロックダウン)を3月末から実施。
・その影響で、酒類販売店もしばらくの間閉店しており、多くの州では酒税による税収入が落ちこんだ。
・ロックダウン緩和後、酒類販売店が再開したが、酒税による税収入を得たい州政府は、州別で比率は異なるものの、酒税の特別引き上げを実施した。
・15%の酒税引き上げをした州では、前年月比で16%の酒類販売額が16%減少、50%の酒税引き上げをした州では、販売減少59%とかなり落ちこんだ。
・CIABC(インド全国酒類業界団体)は、州政府に対し、可能な限り酒税の引き下げを依頼している。
・また、バーやレストランなどの再開がまだできていない分、その分の酒類販売も現在では見込めず、厳しい状態が続いている。
・ちなみにインドでは、各州で税収の10%が酒税によるものと言われており、酒税は貴重な税収になっている。

[管理人コメント]
インドは、お酒に厳しいという印象を持っている方が多い印象を受ける。禁酒州があったり、宗教の関係でお酒が飲めなさそうというイメージや、ベジタリアンによる飲酒のイメージがない等、お酒の消費があまり積極的ではないという印象がある。しかし、実際のインドの酒類市場はかなり大きく、およそ3兆円規模の市場である。

事実、Amazonも酒類デリバリー事業に参入している他、おしゃれなビールブランドも近年では多く生まれており、ミレニアル世代を中心にお酒を飲む人も多い。週末になれば、クラブやパブではお酒を片手に会話を楽しむ若い男女を多く見ることができる。

現在は、新型コロナウィルスの影響でバーやレストランでのお酒を楽しむことはできないが、家飲み需要の開拓やロックダウンで高まった健康志向の人に向けたビール(ノンアル等)への対応が急がれると思っている。

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[記事参考元] The Ecomonic Times
https://economictimes.indiatimes.com/industry/cons-products/liquor/corona-cess-imposed-on-liquor-resulted-in-59-decline-in-sales-post-lockdown-ciabc/articleshow/77314758.cms

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