インド、IITデリー校、世界最安値レベルの新型コロナウィルス診断キットを開発

[ニュースの要点]
・インドの理系大学最高峰、IIT(インド工科大学)のデリー校で、世界最安値レベルの新型コロナウィルスの診断キット「Corosure」が開発された。
・同キットは、インド医学研究会議所(ICMR)にて最高評価を得ており、IITデリー校は、ICMRからPCRベースの即時診断キットの認可を受けた初の教育機関となった。
・価格は、インドルピーで399ルピー(日本円で約600円ほど)。
・テストを受ける機関にもよるが、インド国内においてPCR検査を受ける場合、3000ルピー(約4500円ほど)は最低でもかかるといわれている。
・IITデリー校は、すでに10の会社にライセンスを付与し、同キットの製造が各社で進んでいる。

[管理人コメント]
2020年7月21日現在、一日当たりの新型コロナウィルスの新規感染者数が4万人規模で増え続けているインド。実際の感染者数は、検査を受けれていない人を含めると現在発表されている感染者数は氷山の一角との声もある。

特にインドでは、地方では検査数が少なく、検査料も高額である。富裕層は3000ルピーという金額を検査に使うことができるが、都市部のお手伝いさん(メイド)の月収が6000~9000ルピーともいわれているほど、貧困層にとって3000ルピーは大金であり、検査をしたくてもできない状況ではないかと思う。

あらゆる数字を見ずに、感染者数だけで状況を判断するのはよくないが、このようなキットでの検査を通じて陽性者を割り出し、そこから無症状者や若者の割合を出し、隔離するべき人とそうでない人、感染拡大下でも経済を回し、集団免疫獲得方法につながる助けになれば、状況にも変化が出てくるのではないだろうか。

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[記事参考元] The Economic Times
https://economictimes.indiatimes.com/industry/healthcare/biotech/healthcare/covid-19-test-kit-corosure-developed-by-iit-delhi-launched-base-price-at-rs-399/articleshow/76980531.cms

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