- 2020-7-20
- インドニュース
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[ニュースの要点]
・シリコンバレーの著名な投資家であるM. R. Rangaswami氏が、インドビジネスの今後の展望についてインタビューを受けた。
・同氏によると、「今後10年間のインドは黄金時代となる。特にテクノロジー、製薬、E-Commerce、製造業といった分野は特に伸びる」と発言。
・他にも、物流や遠隔医療(ヘルステック領域)も今後は伸びるとも発言。
・加えて、新型コロナウィルスの世界的流行が起きてから、インドが受けた外資直接投資は200億USDを超える。
・GoogleやFacebook、Walmart、Amazonといった米国の大手企業がインドに巨額投資を行っており、これらはインドが経済のゲームチェンジャーになれる可能性を高めているという。
・同氏は、キーポイントは政府による主導と付け加えた。政府もリーダーシップを取り、今後のロードマップを示すことで、共通を目的を作り、テック業界をさらに盛り上げる必要あがあると締めくくった。
[管理人コメント]
新型コロナウィルスが猛威を振るい、2020年7月20日現在では、一日当たりの新規感染者が4万人を超え110万人以上がこれまでに感染している。今後ますますこの傾向は強まると指摘されており、国民からも不安の声が出ている。
インド商工会議所も、7月11日に発表した今後の経済の見通しについて、国内総生産(GDP)の成長率はマイナス4.5%と予測。世界銀行も6月には経済成長率はマイナス3.2%という予測を出している。(ちなみにインド経済がマイナス成長になるのは過去40年で初だそう)
このような状況下でも、デジタルテクノロジーを中心にインド企業は奮闘しており、インドを重要マーケットとして考えている米国のIT企業を中心に、投資も集まってきている。
このような状況だからこそ、露呈された弱い部分、サポートしなくてはいけない部分が見えてきていることは明らかであり、米国や日本といった先進国がどうインドをサポートし、未来の経済大国の土台作りをしていけるかが鍵になるのではないか。
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[記事参考元] Money Control
https://www.moneycontrol.com/news/business/economy/next-10-years-will-be-indias-golden-moment-in-key-sectors-says-silicon-valley-venture-capitalist-5566361.html