インド、ロックダウン後の地方農村部の需要拡大へ

[ニュースの要点]
・新型コロナウィルスの世界的流行(パンデミック)により、ロックダウン(都市封鎖)が実施されたインド。
・数カ月はロックダウンの影響で落ち込んだ経済だが、少しずつ回復の兆しが見えてきている。
・調査会社ニールセンの最新データによると、2020年5月のFMCG企業の売り上げは、都市部より農村部の方が需要増加の傾向にあるという。(感染拡大前の平均売上と比較すると、都市部は70%、地方農村部は85%の数字に達している)
・インド全土で展開するビスケットブランド「Parle-G」は、インタビューで、「地方農村部は都市部に比べて2倍の需要回復を見せている」と答えた。

[管理人コメント]
ロックダウンが発令された3月末から、都市部にいた多くの地方出身の出稼ぎ労働者が職を失い、続々と地方へ帰ることを余儀なくされてしまった。それによって、多くの人が地方に戻ったことで、食料品などの需要が増加していることが一つの背景にあると考えられる。

元々インドは農業大国であり、総合的に見ると地方に住む国民の数の方が圧倒的に多い。地方経済の活性化はキーポイントである一方で、地方の貧困問題も大きな課題となっている。地方農村部の雇用をいかに生み出せるか、新型コロナによって発覚した既存社会の弱さを補えるような街づくりができるかが今後のポイントとなるのではないだろうか。

※インドの情報や当サイト(管理人宛)のインド関連での各種お問い合わせは、こちらからどうぞ!

[記事参考元] TimesNowNews.Com
https://www.timesnownews.com/business-economy/economy/article/rural-demand-fueling-indias-post-lockdown-growth-story/614713

関連記事

ページ上部へ戻る