月間利用者1億人超!?インド版食べログ「Zomato」

 

飲食店情報を検索するとき、みなさん普段どんなアプリを使っていますか?

 

日本では、「食べログ」「ぐるなび」「Retty」「ホットペッパー」といった大手グルメサイトが台頭しており、

グルメサイト4強時代なんて言葉も少し前に聞いた記憶があります。

 

日本に一時帰国した際、個人的によく使うのは「食べログ」ですが、

なかなかサッポロビールとキムチを置いてる居酒屋さんがなく、いつも飲食店難民になっています。

(意外とないんです、ほんとに。もしどなたか、そんな素晴らしいお店知ってたら教えてください…笑)

 

それでは、インドのグルメサイト市場はどうなっているのか?というとこですが、

インドでは、「Zomato」というグルメサイトが圧倒的に普及しており、

現時点でのインドのグルメサイト市場は、「Zomato」の一人勝ちと言えます。

 

Zomatoとは、簡単に説明すると「インド版食べログ」なのですが、

単にレストランやカフェを紹介するだけでなく、フードデリバリーも行っています。

 

さて、インドでNo.1のグルメサイトって、一体全体どれだけユーザー数いるんだろう?と気になるかと思いますが、

Zomato関連のニュース記事などを見ると、2017年には、

月間利用者数: 約1億2000万人

月間フードオーダー件数: 300万オーダー

参考: Business Today, Zomato Blog

と、かなりのユーザー数を獲得しています。

(本当に月間1億2000万人も使ってるのか?インドの1/13だぞ?ちょいと多くないか?と思いましたが、、、)

 

さて、そんなインドNo.1グルメサイトのZomatoですが、簡単にこれまでの軌跡を紹介します。

 

– – – – – 概略 – – – – –

Image Credit: Newsmobile

会社名: Zomato Media Pvt Ltd
所在地: グルガオン
設立年: 2008

 

– – – – – 設立~現在まで – – – – –

2008年: ベイン・アンド・カンパニー出身のDeepinder Goyal氏が創業。(当初の社名/サービス名はFoodiebay.com)

2010年: 社名/サービス名をZomatoに変更。

(変更の理由は、大きく2つ。1つ目は、”Food”という単語が入っていることで、食事&レストランというジャンルだけに制限してしまい、パブやナイトクラブなどのジャンルまで扱えていなかったこと。2つ目は、”ebay”の名前がサービス名に入っており、法的に疑問視していたこと)

2011年: シリーズAラウンドで、InfoEdgeより350万USDを調達。インド5都市に展開。スマホアプリサービスを開始。

2012年: シリーズBラウンドで、InfoEdgeより230万USDを調達。インド国外6ヵ国(スリランカ、フィリピン、イギリスなど)にサービスを拡大展開。

2013年: シリーズCラウンドで、InfoEdgeより1,000万USDを調達。シリーズDラウンドでは、InfoEdgeとSequoia Capitalより合計3,700万USDを調達。そして新たに4ヵ国(インドネシア、トルコ、ニュージーランドなど)にサービスを展開。

2014年: ポルトガルでのサービスを開始。InfoEdge、Sequoia Capital、Vy Capitalより6,000万USDを調達。

2015年: アメリカの飲食店情報サイト「Urbanspoon」を買収。アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの市場へ展開。評価額10億USDを超え、ユニコーンへ。

2017年: 月額会員制プラン「Zomato Gold」を発表。

2018年: 中国の電子決済サービス「アリペイ」の運営会社「Ant Financial」が、約2億USDを出資。

 

– – – – – – – – – – – – – – – – – – –

 

Zomatoは、インドではNo.1グルメサイトと言えど、やはり更なる収益アップを目指していきたいところ。

そこで、2017年から月額会員制プラン「Zomato Gold」を発表。同サービスは、月会費を払ってプレミアム会員になることで、無料フードや無料ドリンクサービスがインド国内1,200以上のレストランで利用できるものなのですが、このサービスが非常に人気で、現在会員募集を一時中断しているほどです…

 

また、Zomatoはインド発のメガスタートアップとしては、最も国外展開を行っている会社で、上記の通り、現在23ヵ国に展開しています。

多くの国では、アメリカ発のグルメサイトの巨人「Yelp」もサービス展開しているので、どんな戦略でインド国外ユーザー獲得をしていくのか気になります。

それと、今回アリペイからの出資を受けたことで、Zomato×アリペイの提携が今後どのようにインドで行われていくのか?など、注目していきたいところです。

(ちなみにアリペイは、アメリカのLAやNY、Las Vegasなどの主要都市でYelpと既に提携しているとのこと)

 

 

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